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2006年1月24日

ドラマ「神はサイコロを振らない」


神はサイコロを振らない 中公文庫 大石英司著
→BK1では在庫なしのようです(2006.1.22現在)
→2~3日以内に出荷、に変わってます(2006.1.24現在)

最近のドラマって、原作ありのもの多いですね。びっくり。
今クールだけで、「白夜行」「アンフェア」「Ns' あおい」「けものみち」
「小早川伸木の恋」「氷壁」「夜王」「喰いタン」、そして「神はサイコロを振らない」。ほぼ全部???

ドラマはほとんど見てないのですが、ラーメンズ・片桐氏が出るとのことで
とりあえず見る。録画した初回をやっとこさ見たとこですが、面白い!!

10年前に消息を絶った東洋航空の402便が、突如戻ってきた。
機の中では時間は10年前のまま。10年間待ち続けた人々と10年後にやってきてしまった人々の今後の行方は?

初回見ただけのあらすじなのでドラマはもっと大きな展開があることでしょう。
キャストが渋い。ちょっとしたコミカルな台詞がツボ。
大杉連の「殴るぞこらぁ!」で大爆笑。思わず復唱。
(片桐氏は初回はワンカット(^_^;) でも役どころは分かった)

原作とドラマは別物、と思いますが早めに読んでしまおう。
そもそも感動モノかコメディなのかもわかってないんだ。
(白夜行も入手済みなんだけど、あまりの分厚さにめげてます)
読んだら感想アップします。

ドラマ公式サイト→神はサイコロを振らない

2006年3月 8日

映画「ハサミ男」

レンタルDVDにて鑑賞。
(本の感想はこちら→★★★☆☆

否定的意見が多いのがわかる気がする。
なんといっても犯人捜しの裏にある”わたし”って誰?探しの楽しみが
奪われてしまってるのだもの。
原作を読んでしまったので、犯人も展開もわかりきってるのだけど
おいしいセリフ、場面を切り貼りしてるのが見え見えなとこが苦痛でした。
どの役者も口先だけでセリフ喋ってる感じだし。

トヨエツの役どころを受入れられるか受入れられないかが全てのようです。
サスペンス一転、感動ドラマになってますから。
なんというか、原作は薄汚れた感じが漂ってるんだけど、やっぱり映像となるとそうそう汚くもしてられないのね。

うーん可もなく不可もなく。敢えて映像化しなくてもよかったかな。
映画館で観なかったことを後悔しない程度です。
阿部ちゃんはもうおじさんの部類に入ってしまうのね。。。と変なところが気になってしまいました。

公式サイト:ハサミ男

DVD ハサミ男

東宝

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2006年4月19日

映画「博士の愛した数式」

結構前に観たのですが、感想を温めすぎました。
(本の感想はこちら→★★★★★

うーん、微妙。
数式とかわかりやすく説明してるけど、あまりにも丁寧すぎてくどい。
ストーリーから浮いてる気がしました。

吉岡演じるルートが数学教師として、生徒達に博士との思い出を語るという
設定なのですが、原作では一貫して家政婦さん視点。
大きくなったルートは何も語らないけれど、”数学の先生になる”ということが
全てを語っている。なので、吉岡ルートは冗長に思えます。

義姉との許されざる恋?をことさらにアピールする構成に後半はげんなり。
眠気までやってきました。

そもそも苦手な寺尾聰&吉岡秀隆。
キャストであーだこーだいうのはフェアじゃない気もしますが・・・。

あまりよい印象はありませんが、ラストほんとラストの博士とルートのキャッチボールのシーンはホロリ。

原作を読まずに観た方、ぜひコメント下さい。
原作読んで観た方も、もちろんコメント下さい。

映画「陽気なギャングが地球を回す」

試写会にて一足先に鑑賞。

本の感想はこちら→★★★☆☆
めちゃくちゃあっさりした感想ですた(^_^;)

映画の方は、すんごくコメディタッチ。
あまりにリアリティが無いので余計なこと考えずに楽しんだ方がいい。
ロマンある銀行強盗って、別に衣装に凝るってことじゃないさね?

はじけた佐藤浩市がめちゃくちゃ素敵。

◆華麗なギャングは以下の面々。
ウソ発見器・成瀬:大沢たかお
演説や・響野:佐藤浩市
胎内時計・雪子:鈴木京香
掏摸・久遠:松田翔太

他→大杉蓮、篠井英介、古田新太、大倉孝二、
  加藤ローサ、中山祐一朗、松尾スズキetc

原作に思い入れのある人は唖然とするかも。。。

公式サイト→http://www.yo-gang.com/

2006年5月24日

ハナちゃんドラマ化。

「フォー・ディア・ライフ」「フォー・ユア・プレジャー」と読んだところでなんともウレシイ話題。
作者様のブログで知りました)

3作目「シーセッド・ヒーセッド」が原作。

日テレ・ドラマコンプレックス
「保育士探偵・危機100発! 今夜もヨロシク」(6/6放映予定)。

ハナちゃん役は高橋克典氏。
確かに雰囲気はあってるかも。ちょっぴり甘めですね。

コメディタッチだそうですので、のんびり観られるかな。

原作読みたい。
3作目が出てることを知ってしまったら無性に読みたい。

2006年6月18日

『ニコニコ日記』全6巻&DVD

ニコニコ日記(クイーンズコミックス) 全6巻 小沢真理著

ニコニコ日記(集英社文庫)全4巻

再ドラマ化の話もあるようなので、寝かせていたエントリ挙げます。

NHKのドラマ化ではまりにはまり、DVDまで購入してしまったもの。
コーラス連載時はとばし読みしていたというのに、テレビの威力って・・・。

女優・紫野美冬の隠し子ニコを強制的に預けられた元付き人小鳥遊(たかなし)ケイ。初めはどう付き合っていけばよいかわからなかった二人も、いつしかお互いにかけがえのない存在となっていく。

ケイの恋愛、仕事、友情。ニコの寂しさ。親子の愛のカタチ。
友だち以上親子未満、そんな関係が築けたら。

ドラマの方はニコの小学生時代に舞台を絞り、設定もいろいろ変更されてるけど
原作の良さはすべて盛り込まれてます。(ちょっと笑えるところも)
なんといってもケイ役の木村佳乃と、ニコ役の永井杏が最高に巧い!
あの自然体の演技にやられました。

脇役もいいんです。
ケイの親友花名子さん役のユンソナがカワイイ(原作ではイラストレーターだけど、ドラマでは女優の卵)。
ニコの担任・古田新太が格好いい。
ケイの恋人・コータロー沢村一樹も、苦手だったんだけどイチオシ役者に急上昇。
美冬のマネージャに大杉蓮ときたらもういうことなし。

大好きなのは、最初の二人の別れ。
ニコが忘れてった人形が、”ケイちゃん好き、大好き”としゃべるシーン。
原作でもドラマでも涙ボロボロです。

ニコニコ日記 DVD-BOX

NHKエンタープライズ

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2006年7月 9日

映画「レイクサイドマーダーケース」

鉄は熱いうちに打て。さっそく借りて観た。

原作のストーリーをほぼ忠実になぞってるんだけど、ただそれだけ。
子どものためならそこまでやるの?という切実さが全くみられない。

4家族を3家族にした
 →1家族脱落か!?という転機がなくなってしまった。
並木の子どもが娘
 →原作で一番グッときたラストが台無し。
お受験の裏事情排除
 →絵里子の家庭事情にすり替え。

どうして絵里子が殺されて、みんなが結託して隠そうとするのか
あれじゃわかんないでしょう。並木の面接台詞が空しい。

あんだけ役者揃えてこのつまらなさ。そしてムダにホラー。
うーん。

原作の感想はこちら→★★★☆☆

出演:役所広司、薬師丸ひろ子、豊川悦司、柄本明、黒田福美他

レイクサイド マーダーケース

ポニーキャニオン

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ドラマ「宿命」

東野圭吾デー。WOWOWドラマのDVD化。

原作の方はかなり前に、すんごくドキドキして読んだ。

冷静沈着な瓜生晃彦と猪突猛進な和倉勇作。
ライバルだった二人が晃彦の叔父が殺されたことで刑事と容疑者として再会する。
そして勇作の元恋人は、晃彦の妻となっていた。
二人に課せられたある”宿命”とは。

主役3人の演技力は正直イマイチだったけど、全体として満足。
遺産争い、人体実験、贖罪、因縁。恵まれた晃彦と恵まれない勇作。
原作のキーポイント全てをうまく盛り込んでます。

特に二人が車の中で話すシーン、ラストで勇作が泣くシーンいい。

レイクサイドマーダーケースを観た後なので余計面白く感じた。
原作また読もうかな。

宿命
東野 圭吾〔著〕


宿命

ポニーキャニオン

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2006年7月21日

やっと見たハナちゃんドラマ

日テレ・ドラマコンプレックス
「保育士探偵・危機100発! 今夜もヨロシク」

ビデオデッキに入れっぱなしだったのを流し見。(この後ハチクロⅡ録るの)

柴田よしきの原作「シーセッド・ヒーセッド」は未読。
せっぱ詰まったものもなくとっても軽い作りでした。
主人公・花咲慎一郎に後ろ暗さがないからかなぁ。

小説の中のハナちゃんは、”俺なんかが園長で・・・”という負い目が
いつもあって”でも俺がやらなきゃ”という自問自答の繰り返しです。
元刑事で、保育士で、探偵。
ヤクザのシマで命張ってます!というのを押し出すよりは、
格好いい保育士さんは探偵なんだよ?というちょっと甘めの設定の方が
この放送枠に合ってるんだろうな。

安心して観てられるけど余韻はちょっと。

2006年7月25日

映画「ハチミツとクローバー」

映画ハチクロ公式サイト
アニメハチクロ公式サイト

珍しく公開初っぱなに観ました。

原作はジツは通しで読んでなくて、所々抜けてるんだけど
この映画に盛り込まれてるエピソードはちゃんと読んでた。

まだ連載中の作品のどこら辺を切り取るのかな~と思ったら
はぐちゃん入学(恋に落ちる瞬間ですからね)から、半年ばかりの間に
いろいろ詰め込んでます。
竹本くんの自分探しの旅まで入れたら大変だろうと思ったら、上手く切りましたね。

キャスティングはほぼイメージ通り。声がねイイヒトばかり。
加瀬亮の真山を心配してましたが、実にしっくり真山でした。
私の好きな花本センセは、堺雅人氏じゃダメだった・・・。拒否反応。

原作好きにはとても安心して楽しめる映画なんです。
でも、これ原作知らない人にどう映るんだろう。
お決まりの登場人物紹介もなく、背景語りもなく、ひたすら切なく片想いする男女5人。

原作知らない方ぜひ観てご感想を!!

-----------
聴覚障害者の方のためのものか偶然日本語字幕付き版でした。
見始めは気になってたんだけど、なんだかマンガを読んでるかのような
不思議な感覚でした。テレビのテロップとはなんか違うのね。
エンディング曲も歌詞付きでした。ちょっとウレシイ。
字幕あり上映は限定みたいですので、気になる方は公式サイトでチェック。



ハチミツとクローバー
集英社 (2006.7)通常24時間以内に発送します。

2006年7月31日

映画『陽気なギャングが地球を回す』公式ガイドブック

映画「陽気なギャングが地球を回す」公式ガイドブック
2006「陽気なギャングが地球を回す」製作委員会編 / 祥伝社編

某メールマガジンの読者プレゼントに当選。
もしや読者は10人ほどで順番に当ててるのではと思うほど、これがまたよく当たる。
2回に1回くらいのペース。貴重です。

さて。
原作も読んだし映画も観たし、と思ってたところにサプライズ。
番外編が書き下ろしで収録されてます。
喫茶店ロマンの常連磯原。3年前に別れた恋人との再会をお馴染みの4人が
バックアップ。復縁なるか!?
それぞれの特殊能力を生かした関わり合いに唸ることしばし。

キャラクター解説、舞台セット等映画の美味しいところ全て網羅。
原作者伊坂氏と監督の対談も必見。(伊坂氏のイメージでは久遠は松田翔太か、えなりかずきだったらしい・・・)
本好きとしては、同年代作家紹介、ギャング小説紹介が有り難い。

映画パンフとも違うこういうガイド本。
需要がどこら辺にあるのか非常に気になるところ。

2006年9月24日

ドラマ「クライマーズハイ」再放送

昨年末放送されたドラマ「クライマーズハイ」(横山秀夫原作)。
文庫化のお陰か、来週末再放送されます。

NHK総合テレビにて。
9/30(土)21:00前編
10/7(土)21:00後編

日航機墜落事故を報道する地元新聞社の記者悠木。
群馬側か長野側か。そんなところから闘いは始まっていた。
本音と建て前。過去の栄光に囚われる上司との確執。
そんな上司と部下との板挟み。
対外だけではなく、組織内の鍔迫り合いを交わし苦悩しながらも
本当に伝えたいものとは。

家族、友情、仕事。悠木の葛藤をも丁寧に描く。

原作の緊張感を余すところなくしっかり作られた骨太ドラマです。
なんといっても佐藤浩市の迫真の演技。
特に上司役岸部一徳とのやり合いは見事。
(食えない上司役やらせたら岸部氏はスゴイね。感情が顔に出ないとところが
いいのかな。「神はサイコロをふらない」でも良かった)

クライマーズ・ハイ
横山 秀夫著文芸春秋 (2006.6)通常24時間以内に発送します。


あ、DVDも出てるようです。
クライマーズ・ハイ

角川エンタテインメント

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2006年11月27日

ドラマ「氷点」

テレビ朝日|氷点

原作は高校生の時読んだきり。
私の中で読み返すのが辛い本ベスト10に入る一作。

なので、ドラマも観るつもりなかったのだけど、前編のダイジェストを観てしまい後編はしっかり観た。

誰でも、人の心には氷点がある。
憎しみの気持ちを持ちながらも、人を許し、愛したい。

妻の不貞に怒り、自分の娘を殺した犯人の娘を育ててさせる辻口。
夫の復讐を知り、娘に辛く当たる妻夏枝。
血の繋がらない妹を守り愛する兄・徹。
自分が殺人者の娘と知り苦悩する陽子。

汝の敵を愛せ。
家族は苦しみながらそれぞれの心に問いかける。

ドラマは。
やっぱり駆け足な感じでした。
結局みんな何となくいい人になってしまって、重みは足りない。

原作と圧倒的に違うのがクライマックス。
北原の怪我が、地震によるものとは!
なんで徹ではなく北原を陽子が選ぶのか、観てる方は「?」では?
徹に「陽子が得られるなら俺だって足を!」と言わせないと。
陽子の腹違いの弟との葛藤を省略しすぎてます。

夏枝役の飯島直子が意外に良かったな、と。
妻であり母であり”オンナ”である感じが上手く出せてる。
対する夫役中村トオルは若いなー。
石原さとみは重い役はまりますね。(子役の陽子も良かった!)

☆文庫は角川と朝日新聞社から出てます。

氷点 (〔正〕 上)
氷点 (〔正〕 上)三浦 綾子 角川書店 1982-01 売り上げランキング : 34 Amazonで詳しく見る by G-Tools 関連商品 氷点 (下) 氷点 (続 下) 氷点 (続 上) 塩狩峠 道ありき―青春編

2007年1月12日

アニメ「のだめカンタービレ」

フジテレビのノイタミナ枠。木曜夜00:45頃から。

原作は通ってる整骨院に全巻揃ってまして、せっせと読んでます。
さながらマンガ喫茶状態。

さて初回。
ハチミツとクローバーよりは雑な感じの画ですが、マンガの面白さは出てますね~。
でも、なんとなくみんな”声が高い”。
とくにのだめは微妙な声。もうちょっと低いイメージなんだなぁ。
ぎゃぼっ、とかはふーん、とか奇声を上手く(?)表現して欲しい。

音楽モノは、実際に曲を耳にすると盛り上がりが違います。
こんなに楽しいとは!

今回はしっかり観ますよ。

「のだめ カンタービレ」公式サイト

のだめカンタービレ(講談社コミックスキス)
二ノ宮 知子 講談社 (N/A) 通常24時間以内に発送します。

2007年2月12日

映画「幸福な食卓」

既にほとんどの映画館で上映終了してて慌てる。

・・・これはいいね、感動ですね。
合唱のあたりから涙が止まらなくなってしまいました。

変に脚色せず、原作の雰囲気そのままにとっても優しい作りです。
大事なエピソードは全部盛り込んであって、それでいて浅くなくて。
原作通り、徹底して佐和子視点。
家族の中で一人表情に乏しかった佐和子が、一つ季節を越すごとに
笑顔が増えてきてその確かな成長ぶりに安心する。

北乃きい演じる佐和子の清潔さ、勝地涼演じる大浦君の明瞭さ。
この二人の爽やかな関係は観ていて本当に気持ちがいい。
一方物足りないのが、直ちゃんとヨシコの関係。
もうちょっと深く描いて欲しかった。

ラスト、ミスチルが歌う主題歌に合わせて、佐和子が歩き続けるシーンが印象的。
気持ちの変化が、表情や足取りの変化に現れている。見事。

本の感想はこちら→★★★★★
自分の感想読み返してたら、思い出して泣けてきた。

映画公式サイト→幸福な食卓

★キャスト★
中原佐和子(北乃きい)→構いたくなる
大浦勉学(勝地涼)→彼は20代なのだが、中学生役もイケるとは!
中原直(平岡祐太)
小林ヨシコ(さくら)
中原弘(羽場裕一)
中原由里子(石田ゆり子)
個人的には、勉学母が好き。

幸福な食卓
瀬尾 まいこ著

2007年6月 3日

映画化2本

原作ありの映画が多い最近。
楽しみ半分恐さ半分。

TimebookTownで配本中のものをご紹介。

 「猛スピードで母は」 長嶋有著 60日315円。

http://www.timebooktown.jp/Service/base/sidecar.asp
同書所収の「サイドカーに犬」が竹内結子で映画化。
こどもの夏休みってなんか特別。父の愛人洋子さんと薫が過ごす奇妙な時間。

 「しゃべれども しゃべれども」 佐藤多佳子著 60日420円

http://www.timebooktown.jp/Service/base/shaberedomo.asp
国分太一で映画化。
落語家の卵、古今亭三ツ葉の元にしゃべり方を習いにやってきたワケありの3人。
伝えたくても伝わらないもどかしさ。

2007年6月23日

映画「夜のピクニック」

レンタルが半額だったので、「ピクニックの準備」も一緒に。

原作が良かったので、イメージ壊れるとヤダなと思い公開当時は観られませんでした。それに、歩行祭。歩いてるだけの映像ってどうよ?と心配しまくり。

・・・思いの外良かったです。
ちょっとコメディタッチだけど、原作の雰囲気、ストーリーにも忠実。
それに、役者さんが良い。
貴子(多部未華子)、融(石田卓也)がいい演技。意地っ張りでそして繊細なところを巧く演じてますね。
その二人を見守る友人たちも。

恋愛だったり進路だったり友情だったり、青春時代の悩みは尽きなくて。
でも貴子と融の悩みは誰にも打ち明けることができない。
自分だけで一杯一杯なのに、それでもなお手を差し伸べてくれる友の大きさ。

ただ夜通し歩くだけ。でも歩き通す事で得られる達成感はきっと特別。

自分でも単純だと思うけれど、ただ無心に歩きたくなりました

サイドストーリー的な「ピクニックの準備」。
「図書室の海」収録の番外編「ピクニックの準備」を元に、9つの短編。
生徒それぞれの歩行祭へかける想いを。
やっぱり「準備」なので、本編より先に観た方がいいかと思います。
(私はそうしました(*^_^*))

★公式サイト→http://www.yorupic.com/
★原作の感想はこちら→「夜のピクニック読了」

-----------

夜のピクニック 通常版夜のピクニック 通常版 多部未華子 恩田陸 長澤雅彦 ハピネット・ピクチャーズ 2007-02-23 売り上げランキング : 10093 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools


ピクニックの準備ピクニックの準備 多部未華子 恩田陸 加藤ローサ ハピネット 2006-09-15 売り上げランキング : 24303 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools


 夜のピクニック (新潮文庫)

2007年7月 8日

映画「憑神」

原作読んですぐに観ました。
ほぼ原作通りで良くできてるんだけど、うーん。
妻夫木聡演じる別所彦四郎が他人が褒めちぎるほどの大人物には見えない。
(原作では34歳のこの役。彼をそのままおじちゃんと呼ぶには・・・)
勝海舟なんて出しちゃったからに、余計にそう感じる。

3神は貧乏神から段々とグレードダウンしてる気が。
流石に西田敏行の貧乏神は笑い所を心得てる。
赤井英和の疫病神はミスキャスト。相撲取りに見えないし、迫力もなし。
森迫永依の死神はよくやった、という印象。

別所家の面々がコメディ要素たっぷりで楽しい。
芸達者揃いですね。

徳川武士としての生き様死に様。
その本分を全うしようという彦四郎の行動は原作通りで、気になってたラストも期待を裏切らないもの。ちょっとリアルすぎたけど。

最後に現代シーンを持ってきて、あの人を出しちゃったのは遊びすぎですよ。
「ひえー」と思わず声に出してしまうほど。
死神との絡みも正直「そりゃないべ?」でしたが・・。

コメディというほど笑いも起きず、人情モノというほど涙も誘わず。
でも安心して観られる作品ではありました。

別所彦四郎:妻夫木聡
別所左兵衛:佐々木蔵之介
貧乏神:西田敏彦
疫病神:赤井英和
死神:森迫永依

本の感想はこちら→★★★★☆

映画公式サイト→http://tsukigami.jp/index.html


憑神 (新潮文庫)  浅田次郎著

TimebookTownにて420円也。

2007年7月16日

映画「サイドカーに犬」

格安で鑑賞券入手。
重すぎず軽すぎず丁寧に作られた映画だと思います。良かった!
また読み返したくなりました。

原作の、オトナに振り回されてる子供の視点からちょっと外れて、
オトナの恋の切なさも。
「おかーさんに怒られる!」となかなか羽目を外せない薫。
オトナになっても生真面目な性格が変えられない。
豪快で大ざっぱなヨーコさんと過ごした夏を思い出し、一歩前進できたかも。

ラストの、トオルからの電話にホロリ。巧い。

ヨーコ:竹内結子
薫:  松本花奈/ミムラ
お父さん:古田新太
お母さん:鈴木砂羽

お父さんの仕事仲間が意外に豪華(トミーズ雅、椎名桔平)なんだけど、もっと無名な役者さんの方がしっくりきたな。アクが強すぎる。

原作の感想はこちら→★★★★☆

映画公式サイト→http://www.sidecar-movie.jp/

TimebookTownで配本。
 「猛スピードで母は」 長嶋有著 60日315円。


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2007年7月28日

映画「空中庭園」

レンタル半額にて。
ホントは「暗いところで待ち合わせ」が観たかった・・・。

うーーーーん。なんでサスペンス?ってのが第一声。

母親の愛に恵まれなかった絵里子が貪欲に掴んだ家族の幸せ。
仮面家族でも、演技でも守りたいのに・・・。

文章でもベタベタ気持ち悪かったものを映像で再現してしまってエグさ倍増。
コメディタッチなのかもしれないけれど笑えないのです。

”家族内に隠し事はなし”。
そういうルールの下に開けっぴろげにされる家族の日常も、他人を巻き込めばただのデリカシーの無い人、というだけ。

文章にすると格好いい言葉でも、実際に口にしてみると
「何言ってンの?この人」って思うことよくある。
そういうのが満載で、背筋がザワザワざわざわ。

とことん壊れたと思った関係も、うやむやのまま元通りで。
でも、現実ってそんなものかもしれない、とも思う。

原作の感想はこちら→★★★☆☆

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絵里子:小泉今日子
貴史:板尾創路
マナ:鈴木杏
コウ:広田雅裕
ミーナ先生:ソニン
さと子:大楠道代

映画公式サイト→http://www.kuutyuu.com/
-----------
 「空中庭園」 角田光代著
TimebookTownにて525円也。

空中庭園 通常版空中庭園 通常版小泉今日子 板尾創路 鈴木杏 ポニーキャニオン 2006-05-26売り上げランキング : 47247Amazonで詳しく見る by G-Tools

2007年7月29日

映画「ダヴィンチ・コード」

レンタル半額にて。
字幕で観るのが辛く、途中から吹き替えで。DVDって便利。

原作は文庫で全3巻のボリューム。
それを2時間ちょっとに収めるんだからかなり端折ってます。
ダイジェスト版って感じ。
それぞれのエピソードは忠実に映像化してますが・・・。

暗号もほとんど悩むことなく解読できちゃって、つまらない。
サスペンス、ミステリどちらにしても中途半端。
ハラハラドキドキすることがなくかなり物足りない内容です、私には。

原作の感想はこちら→★★★★☆

映画公式サイト→http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/

ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディションダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション トム・ハンクス オドレイ・トトゥ イアン・マッケラン Amazonで詳しく見る by G-Tools


ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダ・ヴィンチ・コード(上)ダン・ブラウン 越前 敏弥 角川書店 2006-03-10 売り上げランキング : 3150 Amazonで詳しく見るby G-Tools
ダ・ヴィンチ・コード(中) ダ・ヴィンチ・コード(下) ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6) 天使と悪魔 (上) 天使と悪魔 (下)

「トリツカレ男」舞台化!


いち早チラシ情報。
演劇集団キャラメルボックスのクリスマスシアターは
いしいしんじ原作「トリツカレ男」!

あの内容をどうやって舞台化するのかな~。

ジュゼッペ岡田さん、ペチカ實川さん希望。

原作の感想はこちら→★★★★★


トリツカレ男 新潮文庫 いしいしんじ著

キャラメルボックス公式サイト→http://www.caramelbox.com/index.html

映画「アヒルと鴨のコインロッカー」

余裕ぶってたら観るヒマがなくなり慌てて劇場へ。

ある種、小説に特有の設定のため、映像化はどうなの?と思ってました。
少なくとも原作を読んでる人は素直に楽しめないのでは、と。

観て良かった、うん。

正直前半部分は退屈でした。
椎名視点とはいえ、感情が表に出てる訳でもなく淡々と進む学生生活。
河崎が絡んできても表情もテンションもほとんど変わらない。

原作みたいに完全に二つの時間軸に分かれてる訳ではなく、2年前のエピソードは回想シーンのようなモノクロ映像。

真相が明らかになると一転、ぐいぐい引き込まれる。
泣きたくなるような残酷で辛くて悲しい時間。
ここからの瑛太の演技がイイ。(ネタバレかもなので、役名なし)
麗子役の大塚寧々が要所要所を締めてる。
琴美は”あ、琴美ってこういうキャラだな”と素直に感心、巧いな~。
松田龍平もウツクシイ。

気になるのが椎名の”え?”というしゃべり方(アクセント?)。。
文章ではよくそう表現するけど、実際に口に出して言うことってあまりない。

そして大事なボブ・ディラン。聴いたことありました。
そうか、あれを神の声とするのか。
しばらく頭をぐるぐると。

原作の感想はこちら→★★★★★

映画公式サイト→http://www.ahiru-kamo.jp/

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TimebookTownにて買い取り1155円也。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) 伊坂幸太郎著

2007年9月 1日

映画「暗いところで待ち合わせ」

例によって半額フェアにてDVD鑑賞。

希望してたミチル視点真っ暗画面はやはり無理でした。(当たり前?)
アキヒロが中国人ハーフになってたのは、やはり「人付き合いが苦手」という設定では、苛めの対象になり、殺してしまいたいほどの衝動に駆られるというとこまで感情を盛り上げるのは難しいからですかね。

父親が点字をポツポツと打つ姿がじーんときました。岸部一徳はやはり巧い。
佐藤浩市のあの冷たい笑いにゾクリ。
井川遥、宮地真緒も役作りが上手くできてると思いました。
田中麗奈もチェン・ボーリンも雰囲気は良かった。
すごく綺麗に作ってるのに、ただ一点すんごく興ざめしたシーンがある。リアリティを追求したあまり余計な映像でした、私には。

”寂しさ”故に犯罪者かもしれない男と共同生活を送る、という大事な主題が削られている気がしますが、全体的に原作のイメージ通り。
如何せん全て「見えて」しまってるので、作りものっぽさが残ってしまう。
いくらなんでもあんだけ近づいたら気付くでしょー、とかいちいち気になるし。
「誰かいるの?」という不安感、感じられたらなぁー。やっぱり真っ暗画面か!

原作の感想はこちら→★★★★★

暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション
暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション 田中麗奈.チェン・ボーリン.井川遥.宮地真緒 天願大介 ジェネオン エンタテインメント 2007-05-25売り上げランキング : 9999 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools

2007年11月12日

ドラマ「ガリレオ」

原作2作は既読、番外編?は未読。
東野作品の中でも好きな作品上位です。

※人に勧めてプレゼントまでしておいて、忘れて「ぜひ読んでください」と大放言。即座に思い出し大フォロー。恥ずかしい。

主演福山雅治でドラマ化。
湯川のイメージはもっと冷たい感じなんだけど、意外とイケル。
事件を持ち込む役は、大学時代の友人草薙(北村一輝)から新人刑事(柴咲コウ)にバトンタッチ。
草薙は設定変えてますね、原作はもっと押しが弱い感じ?

原作の良さを壊さずドラマ用にアレンジ。
ゲストが毎回豪華。流石月9.

謎解きで数式をバーッと書くシーンが毎回ありますが、なんとなく嘘っぽいから
無くていい気がする。実験シーンは好きだけど。

原作も連作、ドラマも一話完結なので観やすいです。
これからも注目。

★公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html

探偵ガリレオ 文春文庫


予知夢 文春文庫


容疑者Xの献身

2007年11月24日

ドラマ「しゃばけ」

「しゃばけ」、「ぬしさま」を2時間ドラマにアレンジ。
アレンジ自体は良くできてて、面白かった。

一太郎役に手越祐也。顔立ちが今風なのがちょっと残念。
妖怪たちの実写化も今ひとつ。
鳴家をCGにしたなら、他もCGにしても良かったような気がします。
それでも、妖怪勢揃いの蔵での作戦会議は壮観でした。

その他手代の仁吉と佐助、両親役の岸部一徳と真矢みきは
雰囲気ぴったりでした。

これが第一弾だそうですので、次回を楽しみに。

畠中恵「しゃばけ」シリーズ

2008年4月 5日

映画「死神の精度」

珍しく公開後すぐ見ました。
レイトショーでプレミアムシート。見やすいったらない。

冒頭の女の子との件はめちゃくちゃ説明口調で興醒め。
この調子で進むんだったらつまらないな、と思ってたところ。

良い意味で裏切られました。いい作りです。
ベースは「死神の精度」「死神と藤田」「死神対老婆」。
時間軸を上手く撮り分けてます。

金城武の無国籍感が死神という役柄にマッチ。
髪型一つで雰囲気ががらりと変わる。

新しい”仕事場”に出向く際に「どこでもドア」っぽい演出がいい。
阿久津と出会うシーンがツボ。

原作ではよくわからなかった藤田の対決シーンもさらりと納得させられた。

後半になればなるほど「死」をどうとらえるか考えさせられる。
鑑賞後は清々しい気分になりました。

文字だけでは味わえない良さがあります。オススメ。

原作の感想→★★★★★
公式サイト→http://www.shinigaminoseido.jp/

PCの壁紙をダウンロード。イイ感じ。

2008年6月22日

邦画2本

梨木香歩「西の魔女が死んだ」と横山秀夫「クライマーズ・ハイ」。

学校に行けなくなったまいとおばあちゃんの自然で真っ直ぐで楽しい毎日。
誰もが明るく幸せに生きる力を持っているはず。

原作を読んだのは五年前の今頃。


「魔女」というとファンタジーものを連想しますが、これはちょっと違います。「魔女」という姿を借りたおばあちゃんが、魔法をかけるようにまいを癒していくお話かな。自然との共生によってだんだんまいが元気になっていくのが気持ちいい。
児童文学となっていますが、大人でも楽しめます。大人が楽しめます。
久々に気持ちのいい本に出会えました。

クライマーズ・ハイ、NHKでもドラマ化されました。
そのときは佐藤浩市主演。
見比べることは意味ないかもしれないけれど、映画化したくなる気持ちはわかる。

日航機墜落事故を追う新聞記者の葛藤。

西の魔女が死んだは6/21から、クライマーズ・ハイは7/5公開。

「西の魔女が死んだ」公式サイト
http://nishimajo.com/top.html
「クライマーズ・ハイ」公式サイト
http://climbershigh.gyao.jp/

 

2008年10月13日

『猫と針』

『猫と針』

演劇集団キャラメルボックスのために書き下ろした、恩田陸初戯曲。
舞台観てから大部経つので、なんだか懐かしい感じ。

友人の葬式帰り、学生時代の仲間が久々に集まった。
個人的な悩みを抱える5人。
一見和やかな弔いの場だが、誰かが席を外すたびに、不在の人についての噂話。
やがて漂う不穏な空気に、この集まりの本当の意図を探り出す・・・。

”人はその場にいない人の話をする”

戯曲ということもあり、ほぼ全編会話。
”心理サスペンス会話劇”という帯文句がぴったり。
どのセリフも伏線たっぷりなので気を抜けません。

あとがきの『猫と針』日記のグズグズ加減もいい。
舞台観た人も観てない人も恩田陸が好きならどっぷり楽しめる。と思います。

★演劇集団キャラメルボックス・DVD→http://www.caramelbox.com/goods/nekotohari/dvd/

2009年1月25日

青春モノ3作舞台化

万城目さんの『鴨川ホルモー』と森見さんの『夜は短し歩けよ乙女』、三浦しをん『風が強く吹いている』が舞台化。

どう舞台化するんだろーなー。
あまり舞台移動しないホルモーはともかく、他二作は結構距離移動あるのではなかろうか?

「風が強く~」は長いこと積ん読。早く読まないとσ(^◇^;)

原作を読む:
  

チケットぴあ「鴨川ホルモー」
チケットぴあ「夜は短し恋せよ乙女」
チケットぴあ「風が強く吹いている」(大阪)

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