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2005年8月 アーカイブ

2005年8月 2日

とうとう基本会費が無料に!

TimebookTownの基本会費(月210円)が、8/1より無料になりました!!

さらにお得になりましたよ。ウレシイ限り。

今月の配本は、読みたい本が目白押しです。
特にこの4冊は待ってました!
 ☆瀬尾まいこ「幸福な食卓」420円
    →吉川英治文学賞新人賞受賞作。
 ★阿部和重「グランド・フィナーレ」420円
    →芥川賞受賞作がこの値段で!すぐ!読める。
 ☆森博嗣「幻惑の死と使途」367円
    →犀川&萌絵シリーズ第6弾。
     ずっとお借りしてた方が購入停滞しちゃったので、
     なかなか手が出なかったのだ。再開するぞ~。
 ★長嶋有「猛スピードで母は」315円
    →凄く気になってる一冊。

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2005年8月 3日

イラストロジックどうですか?

パズルDEイラスト 9月号(創刊号) 東京三世社

イラストロジックメインのパズル雑誌です。
友人が発刊に関わってるので、宣伝も兼ねて。

何問か問題チェックをお手伝いしたのですが、
イラストの質が他の雑誌と比較すると、段違いに上です。

鉛筆減らして、手を真っ黒にして解きあがった絵がしょぼいと
脱力極まりないのですが、これは期待を裏切りません!

夏休みの友にいかがですか?

『闇に香るもの』

闇に香るもの 新潮文庫

手持ちブタさんだったので購入。
大御所さん、いらっしゃい♪な執筆陣です。

題名から勝手にミステリ、ホラーを想像していたけど全然違う路線でした。
選者のあとがきを読むと、題名にあまり関係ないような・・・。

『この子誰の子』 宮部みゆき
  突然、あなたの弟よ?なんて子連れで来られたらパニクってしまいそうなところ。
  落ち着きまくりのサトシ君には驚けない理由があった。
  ちょっとホロリとするラスト。

『サマーキャンプへようこそ』 重松清
  都会っこの圭太は、「子どもらしく」なるために、
  パパとサマーキャンプに参加することに。
  ちょっと冷めた圭太とアウトドアがてんでダメなパパのチームワークは?
  重松作品、初体験。気になる作家だけど、この雰囲気はちょっと苦手。

『栄光の証言』 東野圭吾
  何をやってもダメな男が、偶然殺人犯を目撃したことから一躍スターに。
  しかし、その栄光の証言にある落とし穴が。
  男が一人わたわたする感じが東野圭吾らしい痛快な作品。

『ギャンブル狂夫人』 阿刀田高
  8種類のたばこを目隠しで全部当てたら30万。
  ギャンブル好きの老婦人に勝負を持ちかけられた男は、
  妻に隠れ誘いに乗った。取るか取られるか。
  妻の方が一枚も二枚も上手。ラストは途中で読めたけど、巧い構成です。

『男の小道具』 北方謙三
  一人の女をめぐって、男同士がプチバトル?
  なるほど、と思いながらこういう話は好きじゃないな、と。
  おじさんは好きそうやね。

※以下3編、設定も登場人物も古くさい。今読むには辛い。

『香水』 森瑶子
  結婚の約束をしてから早6年。
  マンネリ気味のカップルにおとずれた破局の気配。
  女の狂気って加減をしらない。

『不可抗力』 結城昌治
  古女房に浮気の現場をおさえられ、すっかり頭の上がらない男が妻殺害を企てる。
  思わず笑ってしまったラスト。

『棺の中』 勝目梓
  何度か関係をもった飲み屋の女が死んだ。なんとなく出た葬式で
  思わぬ事実を知ることになる。
  うわー、おじさん小説だ。生々しいというかなんというか。

それぞれの作家さんの味が十二分に現れてる選だと思います。
かといって何度も読みたいかと言われると「うーん」。

オススメ度:★☆☆☆☆

2005年8月 4日

『ABC殺人事件』

ABC殺人事件 アガサ・クリスティ著

あまりに出版点数が多いので、紹介リンクは割愛させていただきます(^^;)
新潮ケータイ文庫で、約半年かけてようやく読了。
長かったよ、ホント長かった。
途中、本屋で最後を読んでしまいたい衝動に駆られました。

ポアロが活躍するってことも初めて知りました。
ヘイスティングスが大尉だってことも。
訳のせいか、テレビシリーズのポアロを思い描きながら読んだせいか、
とっても読みやすかった。翻訳物は苦手なはずなのに!

殺人を予告する手紙がポアロに送りつけられる。
アンドーヴァでミセス・アッシャーが、ベクスヒルでベティ・バーナードが
殺された。そして現場にはABC鉄道案内が置かれている。
アルファベット順に起こる連続殺人に名探偵ポアロが挑む。

クリスティの術中に見事にはまってしまった感じです。
まったく見当違いの謎解きに恥ずかしいやら情けないやら。

結末を先読み出来ないという点では、メール配信でのミステリ読書は
意外とはまるかも????

今読んでる本&締め切り本。

締め切り本がひたひたと迫ってきました。く、苦しい・・・。

新潮ケータイ文庫・・・朝の通勤時にメールで。
  『東電OL殺人事件』佐野眞一
    →なんかくだらなくなってきました。
文庫本・・・帰りの電車、お昼休みに。
  『T・R・Y』
    →映画化されたときに買ったのにまだ読んでなかった。
     映画も未見。
単行本・・・家でゴロゴロと。
  なし。

TimebookTown・・・寝る前にPCで。
  『ねむりねずみ』近藤史恵
    →ジツは期限切れで再ダウンロード。
     歌舞伎界が舞台。すっごく面白い。
締め切り8/26!
  『月光ゲーム』有栖川有栖
    →デビュー作。有栖川がまだ学生だ。
  『空中ブランコ』奥田英朗
    →これも期限切れ再ダウンロード。
  『凍える島』近藤史恵
  『ガーデン』近藤史恵
  『ふたたびの虹』柴田よしき

角田光代フェアだったはずなのに、いつの間にか近藤史恵フェアに
なってるぞ、ワタシ。

2005年8月 7日

『ねむりねずみ』


『ねむりねずみ』 近藤史恵著

Timebook Townにて、367円也。

掘り出し物です。
文庫本の装丁は地味なので、書店じゃ全然目につかない。。。

舞台は歌舞伎界。売れっ子役者・中村銀弥の女房役・半四郎の婚約者が
歌舞伎上演中に殺された。大部屋役者の小菊が友人の探偵今泉と調査に乗り出す。

完全な男社会の中、身の置き所を模索する銀弥の妻、一子。
御曹司でもなく、ただ歌舞伎の魅力に取り憑かれ梨園に飛び込んだ小菊。
それぞれ悩みながら歌舞伎界との関わっていく。
殺人の真相は、イタくて哀しい。

謎解きも面白いけれど、歌舞伎の楽しみ方指南書としても楽しめます。
テレビドラマ化したら観てみたいかも。
小菊役・谷原章介、今泉役・佐々木蔵之介だったらどう?

オススメ度:★★★★★

2005年8月 9日

ワタクシ的ベスト装丁大賞

ざれこさん主催の(非公認)読者大賞blog 企画2(ベスト装丁大賞) に参加してみる。

恩田陸著『蛇行する川のほとり』1~3

  

紙の質感といい、色合いといいジャケ買いしたくなる美しさ。
酒井駒子イラストの合本もいい味ですが、新書版をお薦め。

2005年8月14日

ブックチャーム届きました!

新潮文庫夏の100冊、金のブックチャーム届きました!

おなじみ黄色の封筒に、丸い紙に巻き付けられた状態。
思いの外キンキラキンでした。

例によって、もったいなくて使えない病発症。
これで今年の新潮文庫の夏も終わり?

2005年8月19日

デビュー作『月光ゲーム』


『月光ゲーム』 有栖川有栖著

TimebookTownにて、367円也。

デビュー作で、江神&有栖川シリーズ第1作。

作品紹介より。

英都大学推理研究会の江神や有栖川を含む4人は、夏合宿で矢吹山のキャンプ場を訪れた。
彼らはそこで出会った他大学の学生2チームの面々と共に楽しい時間を過ごしていた。ところが矢吹山が突如噴火し、道が土砂で埋もれたため、キャンプ場は陸の孤島と化す。
そんな極限状態の中で、殺人事件が起きた。ひとり、またひとりと殺されていく仲間。
果たして犯人は誰なのか?
現場に残されたYの文字が意味するものは?
著者の記念すべきデビュー作。

初々しい学生アリス。敬愛する部長の江神とともに謎解きに挑む。
でもこのワトソン君、恋にうつつをぬかし、証拠は隠滅するわ
誰よりもたくさん怪我するわ、ちょっと情けないですぞ(^_^;)
まぁ、そこが魅力なのですが。

密室同然の山の中、連続殺人、ダイイングメッセージ。
本格ミステリとの醍醐味がたっぷり。
3度も練り直された作品だけあって、読み応えあり。

ただ、17人も登場するし、本名とニックネームが混在するので途中どれが誰だかわかんなくなりました。
題名にある「月」の魔力?のくだりも、そこだけ雰囲気が違ってさらっと読み流してしまい後でちょっと困る。

謎解き前に、著者から挑戦状突きつけられます。
(デビュー作からこのお約束だったとは・・・)
例によってギブアップのワタシはすぐに先を読み進めたのでした。

ちょっと頼りない学生アリスの迷探偵ぶり、これからが楽しみです。

オススメ度:★★★★☆

2005年8月20日

『ガーデン』

ガーデン 創元推理文庫 近藤史恵著

Timebook Townにて367円也。

「ねむりねずみ」に登場した探偵今泉&助手山本君が活躍。
あわわ、読む順番間違えたか?と思い調べたら、「ねむり~」の方が先に出版。
作品としては「ねむり~」の2年前という設定です。

自分は平凡、生きる価値もないと思う真波と、刹那的な火夜が一緒に暮らし始める。
ある日火夜が失踪し、彼女のものらしき小指が送りつけられた。
「火夜を探してください」と探偵今泉のもとへ駆け込む真波。
火夜と関わりのある人々がある美しい庭で殺された。

最初は女の子二人の危なっかしい生活がメイン。
火夜がいなくなり、今泉が出てきたことで、雰囲気が一新。
気になっていた山本君との関係が明らかになり、すっきり。

より相手を想ってしまった人が命を落とし、一番死にたがっていた人が生き延びる。
ラスト、今泉の日記が切ないです。

・・・死体を埋めちゃだめだよ。そこだけが心残り。

オススメ度:★★★★☆

2005年8月23日

『T.R.Y.』

T.R.Y. 角川文庫 井上尚登著

1911年、上海。
服役中の刑務所で暗殺者に命を狙われた日本人詐欺師・伊沢修は、
同房の中国人、関に助けられる。伊沢は革命家である関から、
ある計画への協力を要請された。それは武器の調達。
詐欺の舞台は日本、ターゲットは日本陸軍参謀次長。
執拗な暗殺者の追走を受けつつ、関たちとともに壮大な計画を進めていく。
騙し騙され、最後に笑うのはどちらか?

詐欺師の獲物は、金額もスケールもとてつもなくデカイ。
ただ、伊沢が百戦錬磨じゃなく、冷酷無比でもなく、人間くさいからこそ
単なる詐欺話で終わらないんだと思う。
中国人の思い、朝鮮人の思いも複雑に絡みあって、詐欺師伊沢の
立ち位置が重要になってくる。

浅草や帝国ホテル、横浜中国人街等々、当時の日本文化を感じるのも楽しい。
史実と虚構が入り交じって、結局のところ革命はどうなったのか
わからなかったけど、孫文とか蒋介石とかほんまかいな、と騙された気分で読むのが宜し。

映画も観たかったけど、いつの間にか終わっていた。
映像向きだとは思うけど、果たしてうまく「騙されるか」どうか。
日・韓・中三カ国合作だし。織田裕二だし。
とりあえず、レンタルしてみよう。

オススメ度:★★★☆☆

2005年8月24日

『凍える島』

凍える島 創元推理文庫 近藤史恵著

Timebook Townにて367円也。

友人なつこと喫茶店・北斎屋を切り盛りする店長・あやめは、
客の一人から慰安旅行の計画を持ちかけられた。行き先は瀬戸内海に浮かぶ無人島。常連客を含む総勢8人が島に降り立った。外部との連絡と交通の手段を断たれた島で、次々と悲劇が起こる。

登場人物の最年長が28歳!なのに、文体から漂う老成感に面食らいます。
年代を古くするため?なのか、カタカナ表記も「コーヒー」→「コォヒィ」
だったりしてちょっと読みにくい。

これってやっぱり若さ故の自己中心的な思いが引き起こした事件かも?
だって、問答無用なんだもの。話合う余地もないんだもの。
殺される方はたまったもんじゃないよ、という悲惨な最期です。
前半、楽しい夏休み♪といった感じで和やかだったのが、
後半、3章分くらいはやりきれない思いでいっぱい。

結局正常なのは、複雑な人間関係に入り込まなかった第三者だけ。

それにしても、孤島に人がたくさん集まって殺人事件という設定って
結構あるね。既視感、すごく感じたわ。

■私的・近藤史恵フェア終了。
いえ、単にTimebookTownの配本がなくなってしまっただけですが。

作者の年代がそうなのかもしれないけど、文体がとてもキレイ。
しっかりした日本語が遣える人、というのが伝わってきます。
雰囲気としては、北村薫、加納朋子、恩田陸が似てるかも。

著書がある割に、あまり人目に触れてないんじゃないかと思う。
もったいないよ、もったいない。

オススメ度:★★★☆☆

2005年8月25日

『ふたたびの虹』


『ふたたびの虹』 柴田よしき著

Timebook Townにて315円也。

>あらすじより

東京・丸の内にある小料理屋「ばんざい屋」。
女将の作るちょっぴり懐かしい味に誘われて、客たちが夜な夜な集まってくる。
クリスマスの嫌いなOLの悩み、殺された常連客が心密かに抱いていた夢、
古い指輪に隠された謎と殺意・・・。数々の人間模様をからめながら、
自らも他人に言えない過去を持つ女将が鮮やかに解決する恋愛&ヒューマン・ミステリーの傑作。

謎解きの面白さもさることながら、なんといっても季節に合わせて
趣向を凝らしたばんざい屋の総菜の数々が魅力的。
こんな行きつけのお店が出来たらいいなぁ、と思います。

出てくる人々が皆「イイヒト」。悪意がないので、安心して(?)読んでいられます。
女将さんの過去はとても哀しいのだけど、それをまるっと包み込む
骨董屋・清水の愛情の深さがグッときます。

NHKでドラマ化されたのですが、キャストが苦手な人ばっかりで残念ながら未見。
女将さん→相田翔子、清水→筧利夫
http://www.nhk.or.jp/drama/archives/obanzai/

オススメ度:★★★★★

2005年8月26日

『空中ブランコ』

空中ブランコ 奥田英朗著

Timebook Townにて、525円也。

伊良部センセイ、パワーアップ。

サーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手、
義父のカツラが気になって仕方がない医師、設定のパターン化に悩む小説家。
職業病シリーズ、といった感じ。
ベテランは得てして自分に自信を持っており、その自信がぐらつく事態になると
パニックに陥ってしまう。後輩に嫉妬したり、作品が評価されなかったり。
伊良部の一見どうでもいいような診察も大きな力だけど、
今回の患者さんにはよき理解者がそばにいるのが一番のクスリだと思う。
#まずは、休め。そうだよ、疲れたら休もう。

前作「インザプール」では変な精神科医という感じだったのに、
まともなセンセイに思えてしまうから不思議。

オススメ度:★★★★☆

2005年8月28日

小説『不連続の世界・夜明けのガスパール』

雑誌papyrus(パピルス)の創刊第2号に掲載。
(たまたま本屋で見つけた。隔月刊は忘れやすい)

うーん、やっぱり創刊号ほど執筆陣は豪華じゃないなぁ。
特集が中田英寿なので、買うかどうか検討中。

【目次より】
●One-Shot Story
 雫井脩介「ビター・ブラッド」
 恩田陸「不連続の世界・夜明けのガスパール」
 市川拓司「恋サス」
 森見登美彦「納涼床の女神」
 若木未生「ジェノサイド《渋谷》」

papyrus(パピルス) -あなたの毎日を物語に変える-

2005年8月29日

≪スペシャル対談≫恩田陸×川端裕人

小説すばる 9月号

≪スペシャル対談≫
恩田 陸 vs 川端裕人
もう優しくなるには強くなるしかない

小説の中に多く描かれてきた、少年・少女をキーワードに、
好きな児童文学から小説の書き方まで。

川端氏の著書は未読。
「夏のロケット」「ペンギン、日本人と出会う」
「TheS.O.U.P.」が気になるところ。
ペンギンものの著書が多いのも気になるところ。ペンギン学者?

2005年8月31日

Yonda?CLUBリニューアル


新潮文庫の「Yonda?CLUB」が来月よりリニューアルします。
仕組み、キャラデザインは変わりませんが、グッズがだいぶ入れ替わります。

現CLUBの応募は9/25(当日消印有効)まで。
専用応募用紙が必要ですのでご注意。新しい応募用紙は使えませんよ~。

★☆新ラインナップはこちら。☆★

●5冊
 Yonda?ピンバッチ(新登場)
●10冊
 Yonda?DVD(ビデオからDVDへ変更)
 Yonda?ヒーリングCD(新登場)
 Yonda?ガムテープ(新登場)
●20冊
 Yonda?マグカップ&フリップブック、4種類から1つ(新登場)
 Yonda?ブックカバー、3種類から1つ(新デザイン追加)
●30冊
 Yonda?キャンバスバッグ(新登場)
 Yonda?キャラクター人形(新デザイン)
 Yonda?絵本”Z.Z.ZOO”(継続)
 文豪リストウォッチ、3種類から1つ(継続)
●50冊
 Yonda?リストウォッチ(継続)
●100冊
 Yonda?ぬいぐるみ(新デザイン)

悔しいのは、Yonda?リストウォッチが継続されること。
・・・ティーポットに50枚使えば良かった(´・ω・`)
かわいいからいいけどさ、欲しかったからいいけどさ。




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