

闇に香るもの 新潮文庫
手持ちブタさんだったので購入。
大御所さん、いらっしゃい♪な執筆陣です。
題名から勝手にミステリ、ホラーを想像していたけど全然違う路線でした。
選者のあとがきを読むと、題名にあまり関係ないような・・・。
『この子誰の子』 宮部みゆき
突然、あなたの弟よ?なんて子連れで来られたらパニクってしまいそうなところ。
落ち着きまくりのサトシ君には驚けない理由があった。
ちょっとホロリとするラスト。
『サマーキャンプへようこそ』 重松清
都会っこの圭太は、「子どもらしく」なるために、
パパとサマーキャンプに参加することに。
ちょっと冷めた圭太とアウトドアがてんでダメなパパのチームワークは?
重松作品、初体験。気になる作家だけど、この雰囲気はちょっと苦手。
『栄光の証言』 東野圭吾
何をやってもダメな男が、偶然殺人犯を目撃したことから一躍スターに。
しかし、その栄光の証言にある落とし穴が。
男が一人わたわたする感じが東野圭吾らしい痛快な作品。
『ギャンブル狂夫人』 阿刀田高
8種類のたばこを目隠しで全部当てたら30万。
ギャンブル好きの老婦人に勝負を持ちかけられた男は、
妻に隠れ誘いに乗った。取るか取られるか。
妻の方が一枚も二枚も上手。ラストは途中で読めたけど、巧い構成です。
『男の小道具』 北方謙三
一人の女をめぐって、男同士がプチバトル?
なるほど、と思いながらこういう話は好きじゃないな、と。
おじさんは好きそうやね。
※以下3編、設定も登場人物も古くさい。今読むには辛い。
『香水』 森瑶子
結婚の約束をしてから早6年。
マンネリ気味のカップルにおとずれた破局の気配。
女の狂気って加減をしらない。
『不可抗力』 結城昌治
古女房に浮気の現場をおさえられ、すっかり頭の上がらない男が妻殺害を企てる。
思わず笑ってしまったラスト。
『棺の中』 勝目梓
何度か関係をもった飲み屋の女が死んだ。なんとなく出た葬式で
思わぬ事実を知ることになる。
うわー、おじさん小説だ。生々しいというかなんというか。
それぞれの作家さんの味が十二分に現れてる選だと思います。
かといって何度も読みたいかと言われると「うーん」。
オススメ度:★☆☆☆☆