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2007年11月 アーカイブ

2007年11月 5日

新潮ケータイ文庫「紫陽花坂」

「紫陽花坂」宮木あや子著

新潮ケータイ文庫書き下ろし。

紫陽花が咲く坂の先にある女子校に通う一癖ある女の子たちのお話。
それぞれが異性との間に嫌な思い出があり、女の園に逃げ込む。
全ての男性を排除できるわけでもなく、嫌な教師の授業は避けて通る。
・・こんな生活が一体いつまで続くのだろう。
化学教師の暴行をきっかけに最後の砦が崩壊してしまう・・・。

苦手な、嫌いなものを避けて過ごす日々というのは本当に苦痛なもの。
二分の一の確率で存在する異性を自らの意志で排除できないのであれば余計に。

こんな生活が一体いつまで続くのだろう。

この一言の重みを感じます。

2007年11月 7日

和田誠・装丁版下展


キーワード検索に引掛かっていたのを見て急遽寄り道。
表参道駅近くのHBギャラリーにて装丁版下の大公開。
点数は多くないけれど、一つひとつがとても貴重なもの。

背表紙から何から全てを引っ括めて作品とする氏のこだわりを体感。
バーコードで一部が欠けるなんてことはありえない。
装丁も完全にアートです。

実際に装丁された本も一緒に展示されていて、とても見やすい構成。
もっともっとたくさん見たいなーと満足。

興味のある方はこちらもどうぞ。

装丁物語 (白水uブックス)
和田 誠
白水社

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2007年11月 8日

近況など。

10月は丸々更新お休みしてしまいました。
公私ともにテンパってまして。。。

読んだ本のメモをまとめつつ、徐々にペース戻します。
そんな訳で、投稿日が過去に遡ったりしますのでご了承下さい。
”最新の投稿”でご確認下さい~。

【更新待ちなもの】
新潮ケータイ文庫「紫陽花坂」宮木あや子
新潮ケータイ文庫「命かけます、週末です。」柴田よしき
「パンダ通」黒柳徹子
「カラフル」森絵都
「太陽の塔」森見登美彦
「深追い」横山秀夫
「幻想運河」有栖川有栖

【今読んでるもの】
「サウスバウンド」奥田英朗
新潮ケータイ文庫「八月十五日の夜会」蓮見圭一

2007年11月10日

10・11月新刊

チェック出遅れました。10月分混じってます。
「チームバチスタ」、「間宮兄妹」待ってましたー。
「スペース」がTimebookTownで配本ですって?文庫化より断然早いゾな。

角川ホラー文庫 11/22
  あやし 宮部みゆき

講談社文庫 11/15
  暗黒館の殺人(3)  綾辻行人
  暗黒館の殺人(4)  綾辻行人
  空の境界(上)    奈須きのこ
  φは壊れたね    森博嗣

光文社文庫 11/8
  明日の記憶    荻原浩

集英社文庫 11/20
  "I'm sorry,mama"  桐野夏生
  工ーゲ海の頂に立つ 真保裕一
  gift        古川日出男

小学館文庫 11/6
  いま、会いにゆきます  市川拓司
  間宮兄弟        江國香織

新潮文庫 11/28
  絵描きの植田さん   いしいしんじ
  世界中が雨だったら  市川拓司
  おまけのこ      畠中恵

宝島社文庫 11/12
  チーム・バチスタの栄光(下) 海堂尊
  チーム・バチスタの栄光(上) 海堂尊

中公文庫 11/22
  フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life  森博嗣

創元推理文庫 上旬
  不良少女    樋口有介

ハヤカワ演劇文庫  11/下
  渡辺えり子(1)   渡辺えり子

文春文庫 11/9
  好きよ  柴田よしき

ちくま文庫 11/7
  回転ドアは、順番に   穂村弘

※単行本
マザコン』角田光代著 集英社 11月5日
図書館革命』有川浩著 メディアワークス 11月7日
クリスマス緊急指令~きよしこの夜、事件は起こる!~』高田崇史著 講談社ノベルス 11月8日
探偵伯爵と僕』森博嗣著 講談社ノベルス 11月8日 
しゃばけ読本』バーチャル長崎屋奉公人編  新潮社 11月9日
北村薫のミステリびっくり箱』北村薫著 角川書店 11月9日
『香菜里屋を知っていますか』北森鴻著 講談社 11月12日 →シリーズ完結編
少し変わった子あります』森博嗣著 文藝春秋 11月15日 ノベルス
ダイイング・アイ』東野圭吾著 光文社 11月21日
『仏果を得ず』三浦しをん著 双葉社 11月22日
『凍える牙 新装版』乃南アサ著 新潮社 11月22日
ホルモー六景』万城目学著 角川書店 11月22日
『ゴッドスター』古川日出男著  新潮社 11月30日
『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎著 新潮社 11月30日
『ICO―霧の城―』宮部みゆき著 講談社ノベルス 11月下旬

※コミックス
『リアル(7)』井上雄彦 集英社
『PLUTO(5)』浦沢直樹 小学館

※10月
秋の牢獄』恒川光太郎著 角川書店
タルト・タタンの夢』近藤史恵著 東京創元社
私の男』桜庭一樹著  文芸春秋
夢見る黄金地球儀』海堂尊著  東京創元社
あのひととここだけのおしゃべり よしながふみ対談集』大田出版
さよなら、そしてこんにちは』荻原浩著 光文社
『サンタクロース公式ブック』パラダイス山元著 小学館

-----------
※TimebookTown
11/2
「崩壊の前日」 綾辻行人
「スペース」  加納朋子
「子殺し」   近藤史恵
「予言」    近藤史恵

11/9
「月刊サギサワ」鷺沢萠

11/16
「SWEET BOYS」 近藤史恵
「ジュテーム」 近藤史恵

11/23
「母性という名の狂気」 貫井徳郎
「殺意のかたち」    貫井徳郎

11/30
「二重露出」 貫井徳郎
「病んだ水」 貫井徳郎
「齟齬」   貫井徳郎

2007年11月11日

作家と遊ぼう!ミステリーカレッジ


雨の中、池袋へ。
意外にこじんまりした会場。
恩田陸と石田衣良のティーパーティーの抽選に挑むも玉砕。
他のイベントのタイムスケジュールがとことん被ってるので、まともに見られないのが残念。途中入場、退場ばかりしてました。

ゲーム化会議の宮部みゆきがおもしろい。
石田衣良氏、東野圭吾氏、かなりのイケメンでした。
最後のクイズ大会でようやく恩田氏を拝見。

裏方してる作家さんは、伊坂氏がわかったのみ。
わからないだけでもっとたくさんの作家さんとすれ違ってるはず。
皆さん名札着けてて欲しかった・・・。
(* ̄Д ̄)(*‐д‐)

客層も様々。
非常に健全な文化祭(学園祭ではなく)でした。
もうちょっとイベントが多いとなお良ろし。

※学食で食べたカレーが旨かった。学生気分をちょこっと楽しむ。


http://www.mystery.or.jp/

2007年11月12日

ドラマ「ガリレオ」

原作2作は既読、番外編?は未読。
東野作品の中でも好きな作品上位です。

※人に勧めてプレゼントまでしておいて、忘れて「ぜひ読んでください」と大放言。即座に思い出し大フォロー。恥ずかしい。

主演福山雅治でドラマ化。
湯川のイメージはもっと冷たい感じなんだけど、意外とイケル。
事件を持ち込む役は、大学時代の友人草薙(北村一輝)から新人刑事(柴咲コウ)にバトンタッチ。
草薙は設定変えてますね、原作はもっと押しが弱い感じ?

原作の良さを壊さずドラマ用にアレンジ。
ゲストが毎回豪華。流石月9.

謎解きで数式をバーッと書くシーンが毎回ありますが、なんとなく嘘っぽいから
無くていい気がする。実験シーンは好きだけど。

原作も連作、ドラマも一話完結なので観やすいです。
これからも注目。

★公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html

探偵ガリレオ 文春文庫


予知夢 文春文庫


容疑者Xの献身

2007年11月17日

連載紀行エッセイ「メガロマニア」

NHKスペシャル『失われた文明』書籍化で、恩田氏が文章を寄せていることを
きっかけに、インカ、マヤの地へ実際に旅しての記録を公開。

『上と外』が読み返したくなります。

月イチ更新のようで、現在第5回まで公開中。
>>連載紀行エッセイ「メガロマニア」





上と外 上 幻冬舎文庫
上と外 下 幻冬舎文庫



※同じ幻冬舎文庫から2000~2001年に全6巻で出てたものの新装版。
この時は書き下ろし刊行で、毎月ワクワクしながら買って、しかも
6巻”揃ってから”読むという途方もないことをしてました。
我慢強いというかなんというか・・・。

2007年11月23日

新潮ケータイ文庫「またまた、やってられない月曜日 エピローグ」

「またまた、やってられない月曜日 エピローグ」柴田よしき著

連作最終話。単行本書き下ろし。
思いの外早い配本でうれしい。

弥々は会社を辞め、坂上となんとなくつきあい始めた。
名誉の負傷をしたものの、寧々の日常生活にこれといって変化はない。
でも、それでもいいんだ。
自分の身の丈に合った生活に不満はない。
会社にしたって、命張るほどではないけど、せっかく築いた縁、
大事にしてもいいんじゃない?

片意地張らず、自然体の寧々。
ここまでフツーのOLのお話って最近読んでなくて、どーんとココロに効いた。
毎朝出勤時に読んでたので余計そう感じたのかも。

★まとめて読むならこちら。

やってられない月曜日 新潮社

★その他感想はこちら。
→「やってられない月曜日
→「誰にもないしょの火曜日
→「とびきりさみしい水曜日
→「甘くてしょっぱい木曜日
→「それでもうれしい金曜日
→「命かけます、週末です。

2007年11月24日

綾辻行人特別対談


『暗黒館の殺人』講談社文庫刊行記念。

講談社本社にて。
出版社なんて滅多に見られないのでいい機会。
お土産は特製クリアファイル。

暗黒館は未読で肩身が狭かったですが、他は読んでるので許して欲しい。

対談の相手は作家の辻村深月さん。
綾辻ファンである辻村さんからの質問に答える形で進行。
デビュー前から親交のある辻村さんの感想、質問は本当に読込んでる深いもので、それらにも感心しきり。

終始和やかで楽しい対談でした。

★暗黒館のTimebookTownでの配本を切望。(他6作は配本中です)
ミステリーファン必見!綾辻行人「館シリーズ」電子化!

★「暗黒館の殺人」文庫4冊

暗黒館の殺人 1 (1) (講談社文庫 あ 52-15)
綾辻 行人
講談社

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暗黒館の殺人 2 (2) (講談社文庫 あ 52-16)
綾辻 行人
講談社

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暗黒館の殺人 3 (3) (講談社文庫 あ 52-17)
綾辻 行人
講談社

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暗黒館の殺人 4 (4) (講談社文庫 あ 52-18)
綾辻 行人
講談社

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ドラマ「しゃばけ」

「しゃばけ」、「ぬしさま」を2時間ドラマにアレンジ。
アレンジ自体は良くできてて、面白かった。

一太郎役に手越祐也。顔立ちが今風なのがちょっと残念。
妖怪たちの実写化も今ひとつ。
鳴家をCGにしたなら、他もCGにしても良かったような気がします。
それでも、妖怪勢揃いの蔵での作戦会議は壮観でした。

その他手代の仁吉と佐助、両親役の岸部一徳と真矢みきは
雰囲気ぴったりでした。

これが第一弾だそうですので、次回を楽しみに。

畠中恵「しゃばけ」シリーズ

2007年11月25日

柴田よしき『やってられない月曜日』

出版社へのコネ入社がコンプレックスのOL寧々と弥々。
悩んだり怒ったり傷ついたり、普通のOLも何かと忙しい。
代わり映えのしない毎日だけど、それでも何かしら楽しみを見つけて過ごす一週間。

等身大のOLに会いたい人に。


やってられない月曜日 新潮社

★新潮ケータイ文庫での感想はこちら。
→「やってられない月曜日
→「誰にもないしょの火曜日
→「とびきりさみしい水曜日
→「甘くてしょっぱい木曜日
→「それでもうれしい金曜日
→「命かけます、週末です。
→「またまた、やってられない月曜日 エピローグ

2007年11月29日

新潮ケータイ文庫「動物園のエンジン」

「動物園のエンジン」伊坂幸太郎著

初出:小説新潮2001年3月号
『フィッシュストーリー』所収。

10年前のこと。私と河原崎先輩、飼育員の恩田は夜の動物園にいた。
視線の先には横たわる男。
彼がいると場の空気がちょっと変わる。まるで車のエンジンをかけたかのように、動物園が活気づく。
彼はなぜ横たわるのか。思い付くままに推測し合うが・・・。

真相は単純。
そこに到るまでの道のりが伊坂節。

そういえば彼が描く作品は、壊れた人たちに関わる普通の人視点が多いな。

※「ラッシュライフ」関連。

今は同収『サクリファイス』購読中です。

★単行本で一気に読むなら。

フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎著
・動物園のエンジン
・サクリファイス
・フィッシュストーリー
・ポテチ


★他の感想はこちら。
新潮ケータイ文庫「フィッシュストーリー」

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